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宿題お助けその1 源氏物語「桐壺」その1 [源氏物語]

<紹介>
今でいうとセレブ系の華やかなメロドラマにあたるのかな?
楽しく読むコツは、とにかくめちゃくちゃかっこいい主人公をイメージすること。
ちょーセレブどころか、王子様だしね♪ 
で、今回は、これまたシンデレラな、主人公のお母様のお話。

<用語解説>
帝(みかど):今でいう天皇&総理大臣。日本のトップ。
皇后(こうごう):帝の奥さん ランクS
中宮(ちゅうぐう):帝の奥さん ランクA
女御(にょうご):帝の奥さん ランクB
更衣(こうい):帝の奥さん ランクC
上達部(かんだちめ):公卿(くぎょう)。今でいう高級官僚。ちょーエリート、ちょーセレブ。
上人(うえびと):殿上人(てんじょうびと)。上達部よりは下のランク。エリートでセレブ。

*明治時代までは、日本の天皇にはたくさん奥さんがいたのでした。
 お母様は一番低い身分の更衣なのに、天皇にかわいがられてしまったので、
 他の奥さんたちにいじめられたのですね。

<本文>
どちらの帝の時代だったかしら。
女御様、更衣様がたくさんいらっしゃった中に、
それほど高いご身分ではないけれど、
きわだって帝に愛されている方がありました。

初めから、「私こそ」と思い上がっていた方々は、
気に食わない女だと、ばかにしたり、ねたんだりなさいます。
同じ身分の更衣様たち、それより低い地位の更衣様たちは、
女御様たちにもまして、心穏やかではありません。

朝晩の宮仕えに出るたびに、他の方々のお心ばかりを騒がせ、
恨みを受けることが積もり積もっていったのでしょうね、
ひどく病弱になっていって、なんとなく頼りないご様子で、
ご実家におかえりになりがちになると、
帝はますます物足りなく、愛しい女性だとお思いになって、
人の非難をもはばかることがおできにならないで、
のちの世の例にもきっとなってしまうような、お取り扱いをなさいます。

上達部や上人なども、おもしろくなく、目をそむけながら、
「ほんとうにまぶしくて見ていられないほどの愛されようだ。
中国でも、こういうことが原因で、世が乱れ、悪かったのだよ。」と、
だんだん国中でも、苦々しい、人々の悩みの種となって、
楊貴妃の例まで引き合いにだされかねないほどになっていきますから、
ほんとうに具合の悪いことが多いのですけれど、
もったいないほどの、帝のお心の様子が、類のないほどなのを頼みにして、
他の方々とのおつきあいをなさっていらっしゃるのです。

ご実家のお父様である、大納言様はお亡くなりになって、
お母様である北の方は、旧家のご出身の教養のある方でしたから、
ご両親がおそろいの、世間の評判が華やかな方々にも、
たいして見劣りしないようには、どのような宮中の儀式もお取り計らいなさいましたけれど、
とりたててしっかりとした後ろだてがありませんから、
特別な事があるときは、やはり頼りにするところもなく、
心細そうなご様子でした。

<次回予告>
いよいよ?王子様誕生!です。


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